ゴルゴラインの出現リスクを確認しておかなければ、目の下のたるみ・クマの整形は成功しません。
ここでは、手術のコツをご紹介いたします。
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目の下のクマとゴルゴラインの違い
ゴルゴラインというのをご存知でしょうか。
ゴルゴラインとはよく目の下のクマと勘違いされがちなのですが、それとは違って顔のたるみが原因でできてしまったものなのです。
ちなみにこのゴルゴラインのゴルゴとは有名な漫画の主人公につけられている名前です。その漫画の主人公には特徴的なラインが顔に描かれているのですが、その同じ場所にあるラインのことです。
ゴルゴラインは目頭から頬の真ん中にかけてできるくぼみにあるラインで、表情筋の衰えや肌弾力の低下、皮下脂肪の衰えや肥大化などが原因となっています。
目の下のクマというのはいくつか種類がありますが、その中で最も多いのが青グマと呼ばれる寝不足や不規則な生活による疲労やストレス、体調不良や眼精疲労、ドライアイなどが原因となって血行不良が起きることでできてしまうものです。
つまり目の下のクマとゴルゴラインというのはそもそもの原因が違うのです。ゴルゴラインの別名にはミッドチークラインとも呼ばれています。これは頬の中心を真ん中に走っているラインなのでそう呼ばれています。
表情筋は日常生活の中でおよそ30%程度しか使っていないといわれており、特にPCなどを使っている仕事をしていたりしますと無表情のままでいる時間も長く、表情筋をほとんど動かしません。
そのためゴルゴラインもできやすいのです。表情筋を動かさないとリンパの流れも悪くなってしまいますので全体に栄養が行き渡りにくくなり、表情筋も凝り固まってしまいます。
すると老廃物や水分がたまりやすくなるので、顔にむくみや脂肪がついてしまう原因になります。
しかも長時間PCを使っていると目も疲れるので血流が悪くなり、目の下のクマもできてしまうというWショックな状態になります。
ゴルゴラインができないようにするには普段からしっかり保湿し、UVカットもしておくことが大事です。そして無表情の状態が続かないように時々表情筋を鍛えるエクササイズをしておくのも良いでしょう。
もし可能であれば超音波の美顔器を使ってマッサージするのがオススメです。超音波によって肌の内側に振動が届き、表情筋にも効果的な刺激を与えることができるのです。
超音波美顔器を使うのであれば血流が良くなっている時が良いので、お風呂あがりに使うほうが良いでしょう。
ゴルゴラインや目の下のクマの防止をするのにはぴったりですし、特に最近では自宅でEMS機能がついているものも多いです。
安全に施術を受けるには名医に任せる事
ゴルゴライン・くまの美容整形は、女性が若返りを図れることから、年配の女性にすごく注目されています。手軽に綺麗になれるので、たくさんの相談者がいらっしゃいます。
ただちゃんとしたクリニックに治療を任せないと、施術にともないリスクが起こる可能性もあります。トラブルなく、施術で綺麗になりたい方の為に、当相談所では名医のご紹介をしております。そのため、誰でもお気軽にご連絡ください。
ゴルゴラインの治療方法とトラブル例・注意点まとめ
ゴルゴラインの治療方法はあるのでしょうか。
ゴルゴラインの治療方法はリフトアップ系と注入系の2つに大きく分けることができます。まず1つは注入系で、こちらはゴルゴラインにヒアルロン酸を注入し、ボリュームを出すことでゴルゴラインを薄くするというものです。
簡単にできる目の下のたるみ・クマ整形の方法だといえるでしょう。ゴルゴラインが深い場合には一度にヒアルロン酸をたっぷり入れると不自然な感じに仕上がることが多いため、まずは少量入れてから様子を見ながら追加で足して注入するのが良いでしょう。
そしてリフトアップ系はゴルゴラインの周辺、目の下のたるみ・クマ整形をするというもので、筋肉や皮膚のたるみを引き上げることでゴルゴラインを薄く目立たない状態になるようにします。
目の下のたるみ・クマ整形としては糸や針のみを使う施術、メスを使って切る手術、照射系の機械を使うといった方法があります。
メスを使って切る手術はリスクが高いということもあり、あまり行われることがありません。
目の下のたるみ・クマ整形ということですから肌への傷跡が残りにくい糸や針で施術を行なうという方法が効果が出やすいということで人気となっています。
この目の下のたるみ・クマ整形の方法であれば直接ゴルゴラインに糸を入れることができるので効果的なのです。
あまりにゴルゴラインが深い場合はこの方法に加えてヒアルロン酸の注入も併用して行なうとより効果的です。ただしヒアルロン酸注入をずっと続けていくにはリスクもあることを知っておかなくてはいけません。
そのリスクとはヒアルロン酸の重さのため、ゴルゴラインの下側がふくらんでいってしまい、頬に覆い被るような状態になることです。
するとほうれい線が目立つようになってしまい、ほほが異常にふくらみ過ぎのようになって目立ちます。
こうなってしまっては何かしたんじゃないかといかにもわかってしまうので、それまでせっかくプチとはいえ、目の下のたるみ・クマ整形をしたことが無駄になってしまったような気分になることもあるでしょう。
リスクを考えるとずっと注入し続けるというのは避けたほうが良いといえます。
メスを入れる治療方法は顔の中央部分に行なうにはあまり効果を実感することができないので、傷跡ができるリスクだけがあることになります。
施術を受けたのに一時的な効果しか感じることができずにいずれまた元通りに戻ってしまうという可能性が出てしまうので目の下のたるみ・クマ整形として行われることはほとんどないと考えておくのが良いです。
「内出血や腫れ」デメリットについて
ゴルゴライン・くまの美容整形が原因で内出血や腫れがあることも…怖いデメリットについて。
ゴルゴライン・くまの美容整形では、患部に内出血や腫れなどが生じるデメリットがあります。これは、ヒアルロン酸を注入する際に、注射針が血管に当たって傷つく事が要因です。
通常、皮膚の下で出血しても、1、2 週間で消失していきます。ただ内出血によって感染症が起こった場合は、腫れ・赤みが長引くこともあります。そのため、安心して治療を受けるには、術後のケアをきちんとしてくれるクリニック選びが肝心です。
「裏ハムラ法やミッドフェイスリフトで効果が無い」デメリットについて
ゴルゴライン・くまの美容整形において、裏ハムラ法やミッドフェイスリフトでは効果が無いデメリットが起こります。そもそも裏ハムラ法は、下瞼の裏側から切開して、下瞼にある脂肪を取り除く治療方法です。
また、ミッドフェイスリフトも下瞼にあるたるみを持ち上げる治療です。
つまり、下瞼に脂肪がたまっていない場合、治療効果が無いといえます。
実績のあるクリニックでは適した施術法を提案してくれるので、確実に症状を治すにはクリニック選びが大事です。
「ヒアルロン酸注入やPRP注入で効果が無い」デメリットについて
ゴルゴライン・くまの美容整形では、ヒアルロン酸注入やPRP注入で効果が無いというデメリットもあります。これは、ヒアルロン酸やPRPを注入する量が少ないことが原因と言えます。
ヒアルロン酸などの体への吸収速度は、基本的に個人差があります。ただ注入する量がとても少ないと吸収が早く、約3、4 ヶ月で効果の実感がなくなってしまいます。したがって、効果をちゃんと得たいならば、経験が豊富な医師に任せる事が大事です。
注目の治療方法「下眼瞼脱脂+マイクロCRF」
目の下のたるみ・クマ整形として今注目されているのが下眼瞼脱脂とマイクロCRFを使った治療方法です。
この方法は目の下のたるみ・クマ整形の方法の一つで、下眼瞼のふくらみ部分を裏側から取り除いてその後にマイクロCRFを注入するというやり方です。
マイクロCRFは注入した脂肪が100%そのまま定着するため、効果をずっと継続することができるのが魅力です。特殊な機器を使って元気な脂肪細胞と脂肪幹細胞以外の不純物をきれいに取り除いた上で注入することができます。
この濃縮された脂肪細胞はCRF(コンデンスリットファット)といいます。
使うのは自分の体の別の部位からとった脂肪ですから副作用のリスクは低いですし、傷跡も見た目ではほとんど残らず、小さな注射痕だけです。
下眼の瞼のふくらみは瞼の裏側からとるので傷跡が残らないのです。
この治療方法を受ける場合、糖尿病の方や65歳以上くらいの方は注意しなければいけません。糖尿病の方は脂肪を採取した部分から感染するリスクが高まりますし、65歳以上の方の場合も同じく、脂肪を採取した部分から感染しやすくなっています。
ふくらみを除去した後に自分の脂肪を注入する理由はふくらみだけ除去した状態だと気になってるゴルゴラインの部分が暗い印象になってしまうからです。
そういう状態にならないために脂肪を注入し、適度にふっくらとさせることで明るい目元にすることができるのです。
またマイクロCRFを行なうことで頬を持ち上げることができるからです。そして注入する場所をどこにするのかということも重要になります。
立体感のある美しい目元を作るためにはふくらみを除去した後に涙袋のすぐ下から注入することで可能となります。頬のみに注入しただけでは涙袋からつながる自然な美しい目元を作ることができなくなってしまいます。
脂肪注入した後にしこりができてしまうことがありますが、それを防止するためには注入量を少なめにしておくこと、注入する時にはできるだけ分散して注入し、まとめて一塊で注入しないようにすることが重要になります。
もしシコリができたとしてもほとんどの方は半年ほどたつとコリコリとしたシコリを触っても感じられなくなります。
シコリができにくいようにするにはその施術を行なう医師の腕次第というところもあります。ゴルゴラインの場合は分散しながらも多めに注入しないと効果をしっかりと感じられない場合があります。
目の下のたるみ・クマ整形でゴルゴラインが出現した失敗例の口コミ
目の下のたるみ・クマ整形でゴルゴラインが逆に出てしまったという失敗例もあります。
例えば施術を受けたことによって脂肪をとったけれどゴルゴラインが逆に出てしまったという声も出ています。これは眼窩脂肪を取られ過ぎて目の下がくぼんでしまうことによって発生しているケースです。
つまり目の下のたるみ・クマ整形をすることで若々しくなりたかったのに若くなるどころか、老けた印象になってしまったということなのです。
こういうケースの多くは目の下の脂肪をとっただけの施術を受けた場合に起きやすいです。口コミではやはりゴルゴラインが出てしまったことで自分に自信をなくしてしまったというものや再びそういった施術を受けることへの不信感などの声があります。
もし施術の失敗によってゴルゴラインが出てしまった場合はマイクロCRFなど脂肪注入を行なうことで解決することが可能です。下眼瞼脱脂術を受ける時には形や触感、持続性、傷跡、合併症や後遺症、痛み、術後の経過などについてしっかりと医師と話し合い、説明を受けて納得できた時に受けるようにすることが大事です。
そして個人差があるのですが、目の下のたるみ・クマ整形を受ける場合には下眼瞼脱脂のみでも大丈夫なのか、それともマイクロCRFなどの脂肪注入も必要なのかどうかということをチェックしておく必要があります。
下眼瞼脱脂術を受けた場合のダウンタイム中は絶対安静で、場合によっては冷やしておく必要があります。また症状としては大きな腫れや内出血が1週間程度続きます。
この施術のみであれば費用は30万円から40万円ですが、ゴルゴラインが出現することを予防するために脂肪注入をするのであればさらに高くなり、80万円前後かかると考えておいたほうが良いでしょう。
下眼瞼脱脂術の失敗をしてしまえばその分また費用がかかってしまうことになりますので、医師の腕は非常に重要です。
ふくらみをとり過ぎてしまって老けてしまったらショックも大きすぎて何もしたくなくなったという口コミもありますので、女性としていつまでも若々しくいたいという気持ちを大切にするのであれば、施術を受ける前の段階から慎重に動くほうがいいです。
相性が良く、技術力が高い医師を見つけることから始めると良いでしょう。口コミなどはとても参考になりますので、まずは気になるクリニックの口コミを参考にしてみるのがおすすめです。
良い例だけではなく、失敗例などもきちんとチェックするといいです。
記事のまとめ・目の下のたるみ・クマ整形でおすすめのクリニック・病院とは?
それではゴルゴラインをきれいに改善するために失敗しないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは技術力の高い医師がいるクリニック探しをすることが大切です。そのためには目の下のたるみ・クマ整形に強いクリニックを見つけることが先決です。
そして治療法も豊富なクリニックであることが条件です。というのも、一つしか治療方法を行なっていない場合、その方法が自分にもあうとは限らないからです。
治療方法がいくつかあれば自分の症状や希望にあった方法を見つけることができます。そして症例数や評判をチェックするのが一つの方法です。
そのクリニックのサイトを見るのも良いですし、整形した口コミなどが載せられているサイトなどもありますので検索して参考にするのもありです。
カウンセリングを受けてみるのも技術力が高い医師を見つけるコツです。
カウンセリングだけならば無料で受けられることが多いので、まずカウンセリングで直接医師と話せるところを見つけましょう。
そしてこちらがする質問に対して細かく納得できるまで説明をしてくれる医師であるかどうかをチェックします。
ここで説明を面倒がっておろそかにするような医師であれば技術力以前の問題ということになります。
そしてポイントの一つとしてレーザーメスよりフェザーメスを使うのが上手な医師を見つけるというのがあります。
レーザーメスよりさらに扱いが難しいフェザーメスを上手に扱える医師は目の下のたるみ・クマ整形をきれいに仕上げることができる可能性がとても高いのです。それだけ失敗する確率も低くなります。
そしてハムラ法、裏ハムラ法、ミッドフェイスリフトなど下眼瞼脱脂法以外の方法も専門に行なっているような医師が若返りの手術をする名医ともいわれています。
ちなみに目の下のたるみやクマなどの施術には保険適用はされませんから全て自費で支払うことになります。医療ローンが使えるクリニックなどもあるので、そのあたりは相談して決めることになります。
高い費用を支払って受ける施術ですから、技術力の高い医師を見つけて安心して受けることができる状態にするといいでしょう。
ただし目の下のたるみといっても「眼瞼外反症」という症状になっている場合は例外的に治療が必要な状態であると判断され、保険適用になります。この状態が続くと眼が乾燥し、角膜まで傷ついてしまう可能性が出てくるため、最悪の場合失明する恐れがあるので保険適用で手術を受けられます。