目の下のクマ整形の失敗例「紫ぐま・茶くま・影ぐまの診断を間違える」とどうなるのか。
実際に治療に失敗してしまった方の経験談も踏まえてご紹介致します。
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紫ぐま・茶くま・影ぐまの違いとは？
自分の顔を鏡で見たときに、目の下にくまがあって老けた感じがする、疲れている感じがすると思ったことはありませんか。
メイクでごまかしている女性が多いのですが、中にはメイクでは隠し切れなくなっている人もいます。
そこまでのくまであれば、目の下のクマ整形を考えたほうが良いでしょう。くまと言っても種類があることを知っていますか。
紫ぐま・青くま
紫ぐまは、青くまとも言われているくまの種類です。この紫ぐまは血行不良が原因で引き起こされます。依存的にスマホなどを使っていませんか。すると、眼精疲労を感じてしまうかもしれません。
そういう人の目の下を見てみると、紫色というか、青色のようなくまが見えているはずです。目が疲れたことで、目の周りの血行が悪くなっています。
しかも、紫ぐまの人は皮膚が薄い人が多いです。
毛細血管が見えているからです。なぜ、紫色になっているのかというと、還元ヘモグロビンの色だからです。
茶くま
茶くまは、色素沈着によって起こります。花粉症やアイメイクに力を入れている人は、目の周りをこする機会が多いはずです。目をこするとメラニンが活発になってしまいます。すると、茶色っぽいくまができるというわけです。
紫外線対策を怠ったことで、目の周りに小さなしみやくすみなどができていることも考えられます。
影ぐま
最も大変なのは、影ぐまでしょう。眼球が下がっており、目の下に脂肪の盛り上がっている場所ができています。それで影ができるというわけです。影ぐまと言われることもありますが、影の色にたとえて黒くまと言われることもあります。
脂肪が盛り上がるだけではなく、へこんでいる場所もあるなど、目の下がでこぼこしていることが特徴です。
自分で目の下を触ってみてください。きっと、でこぼこしているとわかるでしょう。ここまでくると、メイクではごまかしきれなくても仕方がないと思うでしょう。脂肪が盛り上がっているのを何とかしないと解決しません。
これらが、くまの種類です。どのような原因かを知ることは、目の下のクマ整形を行う上でもとても大事です。もちろん、自己判断で治療を進めていくわけではありませんが、自分でも知識があるほうが失敗を防ぐことにもつながるでしょう。
どの種類のくまであっても、自分でごまかしたり、治すことはかなり厳しいでしょう。特に、影ぐまは美容クリニックで治療しないと無理かもしれません。自己判断の場合は、誤った判断をする可能性が高いので、気になったら治療しましょう。
紫ぐま・茶くま・影ぐまごとに治療法は違う
紫ぐま、茶くま、影ぐまの原因が全く違っていました。原因が違うということは、もちろん、治療法も全く違います。
だから、これらの３種類のくまの判断を間違えないようにしなくてはなりません。間違えて判断してしまうと、治せるものも治せなくなってしまいます。
紫ぐまの治療法
紫ぐまの目の下のクマ整形方法は、血行不良を改善することだと思いませんか。
自分で治すのなら温めたりすると良いでしょう。クリニックで治療する場合は、皮膚が薄い人なので、ヒアルロン酸注入を行うことがあります。ヒアルロン酸注入をすると、皮膚が薄い人でも毛細血管が見えなくなるので、くまがなくなるというわけです。
この方法でも十分効果が出るでしょうけれども、根本的な治療をするのならば、レーザーを使って、目の下にある毛細血管を破壊してしまいます。
そもそも毛細血管が見えていたわけですから、毛細血管を破壊してしまえば、くまができることはありません。どちらの方法もあまりダウンタイムを気にしなくて良いので、自分がやってみたい方法でも良いかもしれません。
茶くまの治療法
茶くまの目の下のクマ整形ならば、色素沈着を解消しなくてはならないので、美白治療と同じことが行われるでしょう。
美白効果の高い薬剤などを使って美白していくこともあれば、レーザーでメラニンの生成を抑制することもあります。どんどんメラニンを排出させていくことも同時に期待できます。そうすると、色素沈着が改善するので、目の下がすっきりとするでしょう。
影ぐまの治療法
問題は、影ぐまです。影ぐまの場合は、くぼみがあるだけならばヒアルロン酸注入だけでも十分です。
でこぼこがなくなるので、影がなくなります。ただ、脂肪の盛り上がっている場所がある場合は、脂肪を取り除く必要があります。脱脂という方法があります。
脱脂は、まぶたの裏を切開して余分な脂肪を取り除いてしまいます。そうすると、脂肪で盛り上がっている場所がなくなるので影ができなくなります。また、その上くぼみがある場合は、ヒアルロン酸注入したり、自分の脂肪を注入することもできます。
自分の脂肪ならば拒絶反応もありませんし、安心して注入できます。定着率を上げるために、加工してから注入します。
このように、くまは種類によって全然違う治療が必要です。だから、診断を間違えると大変なのです。判断の時点で間違えてしまえば、大きな失敗へとつながりかねません。医師の判断がその後の自分を大きく左右することになるでしょう。
診断を間違えると、トラブルが生じる
万が一、目の下のクマ整形でトラブルが生じてしまったらどうなってしまうのでしょうか。診断を間違えると言っても、何と何を間違えたのかによってもトラブルの度合いが全く違います。
茶くまだと医師が判断して、美白のための治療をしたとします。
レーザーを照射したりしても、なかなかくまが取れないでしょう。ただ、この場合は美白効果は多少あるかもしれません。
実際は紫ぐまであれば、レーザーによって毛細血管が破壊されるので、結果的にはくまが消えることもあるかもしれません。
ただし、実は影ぐまだった場合は効果を得られないでずっと治療し続けることも考えられます。
一番やっかいな間違い方は、影ぐまだと診断された場合です。本当は茶くまか紫ぐまだったとすれば大変なトラブルにつながります。目の下のクマ整形でも一番やってはいけない失敗と言っても良いかもしれません。
影ぐまの治療は、脂肪を取り除いてしまいます。もしくは、脂肪をへこんでいるところに移動させることもできます。ただし、これらは余分な脂肪があるからできることです。もともと茶くまや紫ぐまの人は余分な脂肪がありませんから、脱脂をする必要はありません。
もしも、脱脂してしまえば、かえってくぼみができてしまう恐れがあります。脱脂でなくても、くぼみをなくそうと思ってヒアルロン酸注入しても今度は盛り上がってしまうかもしれません。ただし、ヒアルロン酸注入であれば、やがて体内に吸収されるのであまり大きなトラブルには発展しなくて済むかもしれません。
目の下のクマ整形を望んでいる人は、以上のことは頭に入れておいてください。医師だって人ですから、いつも正しい診断を必ずするとは限りません。目の下のクマ整形をこれまで経験していたとしても、医師が診断ミスをして、失敗することだってあります。
いくらなんでも、影ぐまは他の２種類と比べると盛り上がりやへこみなどのでこぼことした目の下だから、診断ミスすることはないだろうと思うかもしれません。しかし、実際に診断ミスがあったのです。
医師でも診断ミスしてしまうことがあるくらいです。自己判断では、より誤った判断を起こしやすいでしょう。
紫ぐまと茶くまを間違えるだけではなく、影ぐまと勘違いするなどいろいろなケースが考えられます。ただ、医師ならば知識もありますし、経験もあるだけに、それほど診断ミスが多いというわけではありません。ただ、目の下のクマ整形でトラブルはまれでもあるのです。
紫ぐま・茶くま・影ぐまの診断を間違えられた方の体験談・口コミ
そもそも診断を間違えられることが少ないのですが、中には大変な診断ミスを起こされた人もいます。その人は、自分でも目の下のくまが気になっており、鏡を見ては自分でヒアルロン酸注入すれば、綺麗になるだろうと思っていたのです。
クリニックへ行って、医師に自分からヒアルロン酸を注入してほしいと伝えました。
しかし、医師から帰ってきた答えは違いました。脱脂したほうが良いと言われたのです。つまり、医師は影ぐまだと診断しました。医師からは、あまり腫れることがないから心配しなくて良いと言われたので、安心して手術を受けることにしたのです。
そして、手術当日、まぶたの裏を切開して、出てきた余分な脂肪を取り除くことにしました。
しかし、なかなか余分な脂肪が出てきません。どうしても脂肪が出てこないどころか、手術直後から腫れがとてもひどくなっていたのです。医師などスタッフにも腫れていることを伝えましたが、すぐに腫れは引くと言われるだけだったのです。
説明書を渡されたときに、脱脂のところに最初から丸印が付いていたので、もともと誰にでも脱脂を勧めるクリニックだったのではないかと思われます。
腫れは治ると言われたのですが、すぐに腫れは引きませんでした。腫れたところにはリンパ液が溜まっているようでした。
その上、周りの人から心配されるほど目の下が腫れてしまったのです。多少腫れがひいてはきましたが、再診の日を迎えました。
この時、医師に驚くことを言われました。ヒアルロン酸注入しようと言ったのです。必要ないと言っていたので衝撃的だったのです。
その後は皮膚科へ行き、溜まっているリンパ液を抜いてはみたもののしわが出てしまったのです。さすがにこのままではと思っていい病院を紹介してもらって行ってみました。すると、レーザーで治療をすることになりました。すると、すっかり目の下のくまも改善されました。
目の下のクマ整形で最も大変な失敗でしょう。医師は、この人がうつむいた時に目の下に盛り上がる場所があると判断して、影ぐまと診断したのです。
それに、説明書に脱脂を強調するようなこともしていますから、説明書を見た時点で疑ったほうが良かったのかもしれません。何とか他のクリニックで治療して失敗を改善することはできました。ただ、時間も労力もかかってしまいました。
この方の口コミの中には、怪しいポイントもありましたので、医師などの対応などで怪しいことがあれば疑ったほうが良さそうです。
目の下のたるみ・クマ整形で傷跡が残った失敗例の口コミ
目の下のたるみ・クマ整形で傷跡が残ったという人は多いです。
インターネット上にもそういった書き込みが多いのですが、インターネット上に多いということは実際にはそれ以上に整形手術に失敗した人がいるということになります。
整形手術に失敗するというのは、本人にとっては相当な苦痛になります。
そもそも顔にコンプレックスを持っていて、わざわざ整形手術をして顔を変えようというくらいです。
そのくらいに悩んで手術に踏み込む人が多いので、その結果失敗したということになると、非常にショックです。
もともと顔に興味ない人の場合は、顔に多少傷がついても気にしないでしょうが、顔に興味があるからこそ整形手術を行っています。
そして、結果的に失敗して傷がついたということになればそのショックというのは計り知れません。
顔に興味のない人にはわからない話でしょうが、女性の多くはやはり顔に興味を持っています。
なので、少しの傷や状態にも敏感になるのです。
口コミのなかには、ショックが大きくて鬱状態になってしまったというようなものや、不眠症になったという人も多いです。
記事のまとめ・技術が高い医師とは？
このように、目の下のクマ整形では医師が診断を間違えることもないとは言い切れません。自分で影ぐまかどうかを目の下を触って確認してからクリニックへ行ってみるとよさそうです。そうすると、医師が影ぐまだと診断しても、おかしいと思うでしょう。
より詳しい説明を求めてみてください。すると、失敗を防ぐことができるかもしれません。
明らかに、おかしな説明をすれば、そのクリニックで治療するのをやめれば良いからです。目の下のクマ整形を行っているクリニックは、たくさんあります。１軒目のクリニックでないといけないわけではありません。
技術が高い医師であれば、おかしな説明はしません。きちんと患者と向き合って、わかりやすく説明してくれますし、患者がわからないことを聞けば嫌な顔をしないで丁寧に教えてくれるはずです。
患者と真摯に向き合う姿勢があるかないかで技術が高い医師かどうかはある程度、判断できるでしょう。
また、明らかに治療費が安いクリニックも要注意です。安いほうが良いと思ってクリニックを選ぶ人がいますが、なぜ安いのかが問題です。安かろう悪かろうというクリニックも残念ながらあります。
治療費を安く済ませようと思ったら失敗してしまい、より一層治療費がかさんでしまうかもしれません。
自分で紫ぐまか茶くまか影ぐまかを多少は判断しておくと、医師と診断が違っていても、医師にいろいろと聞くことができるので、大変なトラブルに巻き込まれなくて済むかもしれません。すべて医師に託してしまうほうが危険でしょう。
だから、くまが目の下にできてしまい、治療しようと思ったら、くまの種類は頭に入れておいてください。
また、できれば１軒だけではなく、複数のクリニックを受診することも考えてみてください。
特に、怪しいクリニックだと思った場合は、他のクリニックも受診しましょう。美容クリニックの場合は無料カウンセリングがほとんどですので、気軽に相談しやすいでしょう。この時に、どんな診断をするかです。１軒目とは全く違う診断をされるかもしれません。
このような場合は、2軒目の医師に正直に伝えてみてください。ちゃんと答えてくれるでしょう。
目の下のクマ整形と言っても、あまり大げさに考えない人もいるかもしれません。
今では、かなり美容整形技術も進歩しているため、気軽に受けられるものだと思い込んでいませんか。トラブルが起こらなければ確かに気軽ですが、トラブルのことも頭に入れて受診しましょう。